プログラマが見るとということなので、プログラマが出てくるわけではないのですが、コンタクトのご紹介。
モチベがアガル。
テンションがアガル。
なんかもう色々アガル。
そういう映画のコト。
宇宙人を見つけるSETIプロジェクトに関わる女性研究者エリナー・アロウェイ 。
彼女がいろいろな困難に立ち向かいながら、なんとか研究資金を獲得し、ニューメキシコのVLA(超大型干渉電波望遠鏡群)を借りて、地球外生命体からの電波を探し続ける日々を送ります。
何も成果がでないまま、いよいよレンタル期間も終了が近づいて来たある日、彼女の耳に特徴的なノイズが聞こえてきます。
ここからが一気に盛り上がるシーンです。
砂漠に広がるパラボラアンテナ群から車を飛ばして制御室に戻り、他の研究者とそれが別の電波との勘違いではないか調べる流れや、地球の食によって電波が受信できなくなるために世界中の研究者に協力を仰ぐところは、現代でも大して変わらないシーンになりそうです。
そして極めつけは、ケント・クラークという研究者。
彼はエリナーと一緒に研究していた人物なのですが、実は盲目。
宇宙人からの電波を受信したと大騒ぎになっているVLAへ祝福に訪れ、電波の解読に参加します。
ケントは盲目であるためか、聴力がすさまじく、なんと彼はノイズの中から耳grepをしてしまうのです。
我々プログラマーは、よく目grepをすることがありますが、大量に流れるログからなんとなく異常を察知したりします。
彼も、ただのノイズと思われる部分から複数に重ねられたデータを分離して、別のデータが隠されていることに気が付きます。
すごい、すごいよケント。
この後はさらに様々な困難が立ちはだかるのですが、宇宙人が出てこない宇宙人ものということで、なかなか見応えのある展開となります。
技術職に関わっている人ならテンションが上がる映画ではないかと思います。
今日コンタクトを観てケントの重要性に気づきました。恋人なんかよりよっぽど役に立ちます。
返信削除キーマンはケント、そんな映画ですね