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2012年10月7日日曜日

地元神社の祭り

昨日、家の近所の神社でお祭りがあった。
天狗が出てくると言うので、朝の10時頃に見に行ったら、すでに子供神輿は終了していて境内では子供たちが騒ぎ、数えられるぐらいの老人たちが神事を見守っていた。神社の本殿では神事が執り行われていて、スーツを着た人や法被を着た人たちが、神主からお祓いを受けたり、巫女さんが舞ったり、お神酒を受けたりしていた。
「あの中の誰が天狗に変身するんだろう?」
「神主が祭壇へ登ってお神酒をとっているついでに天狗に変身するんじゃないか?」
「あのスーツを着た足元おぼつかない最長老が、天狗に豹変するに違いない」
などと言いつつ見守る。
待ちくたびれて座り込んでいる孫を連れたおじいちゃんが「天狗出てくるで」と言っているので、天狗がでてくる事自体は間違いないようだ。

そうこうしているうちに神事は無事終了し、神主さんが表に出てきて「どうぞお入りください」などと言う。
見物人もいつしか数十人になっていて、ぞろぞろと本殿の中へ。
要領が分からずまごついていると、お婆さんから「早くから来られてたんだから、どうぞお先に」と勧められ、一同と一緒に本殿内へ入り着席。
後ろの方では何やら「二人分の席が足りない」などの声が聞こえる。

やがてお神楽が始まり、巫女さんが剣と鉾で舞い始め、神楽鈴(手に持つ鈴がたくさんついた物)でお祓いも受ける。すると三宝に載った赤いキーホルダーが出てきて、参加者に配られ始めた。
しかしよく見ると、周りの人は小さなピンク色の小さな紙切れを持っていて、それと引き換えに授かっているようだ。
我々は飛び入りでそんなものは持っていない。
「なに!部外者が居るだと?」
「者ども出会え出会え!」
「氏子にも成らずして天狗様のお力を甘受するなど!」
などと言う事はなかったが、ちょうど受け取った者から解散のような状態になっていたので、そそくさと退散。
同じ町内に住んでいるのだけど、昔から付き合いのあるところにしかお知らせは回っていないのか、町内会に入っているところだけなのか、我々の住むマンションにまでは氏子募集のお知らせは来てなかったのだった。あの紙の相場はいくらぐらいするのだろう。

きっと後ろで座れなかった人たちの席を取ってしまったんだ。申し訳ないことをした。
教訓、神事への飛び入り参加は注意しよう。

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