こちらも11月中に読み終わっていた本。
専門学校時代に、アフタヌーンを読んでいて、そこに掲載されていた。
阪急電車で梅田から三宮まで乗っている間に読んでいたんだけど、完結する前に就職して、本を読むタイミングがなくなり、それっきりになっていた。
図書館に愛蔵版があったので、読んでみた。
「寄生獣」にあるような、ドロドロぐちゃぐちゃでスパンスパン、きゃー、うぎゃ、ぐえぇ、という、スプラッタなお話。
人間やその他動植物を超越した存在が登場し人類と対決、というか人類をお仕置きというか、自然を汚す人間なんか要らないよねという、日本ファルコムの「ドラゴンスレイヤー6英雄伝説」みたいなテーマ。
この作品も、結局なんだかんだでいろんな人々が、自分の意志とは無関係に物事に巻き込まれてしまい、救われないという感じだった。
わたしとしては悲しい部類のお話。
登場人物達の納得具合が伝わってこないので、登場人物たちと同じように前向きになれず、読み終わった後のもったりとした暗いものが横たわり、置いて行かれた気分になってしまった。
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