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7月 14, 2025

notestock機能追加(引用展開・正規表現検索)

いつも応援ありがとうございます。notestock( https://notestock.osa-p.net )に機能追加を行ったのでお知らせです。

投稿内に別の投稿へのリンクがあり、notestockに取り込まれていれば、引用として展開されるようになりました。
公開ページは、公開ページの設定と同じです。自分の投稿だと表示されやすいですが、他人の投稿の場合はほとんど表示されないかもしれません。
公開設定されているアカウントは2割程度なので

検索条件として正規表現が指定できるようになりました。
正規表現というのは、プログラムをする人でないと馴染みがないかと思いますが、検索ワードを文字だけではなく、複雑な条件で指定することが可能です。
検索サイトで「正規表現 書き方」みたいなキーワードを指定してもらったら、書き方が出てくるかと思います。

例えばわたしの場合は、古い記事を参照した投稿なんかに「2020年の記事」とか「2021年3月の記事」とかの記述を入れるようにしています。
これらの投稿から2010年代の記事投稿を検索したいとき、共通する文字「201 年 の記事」というキーワードでは、英数字が単語単位になっていないので検索に引っかかりません。かといって「(2010 OR 2011 OR 2012 OR 2013 OR 2014 OR 2015 OR 2016 OR 2017 OR 2018 OR 2019) の 記事」というキーワードを指定するのは、あまりにも手間が掛かります。
そこで「201[0-9]年.+の記事」というキーワードを入れて「正規表現」にチェックを入れると、該当する条件の投稿が検索できます。
投稿の書式を決めているような人だと、活用できる場面が有るかもしれません。

2025年7月14日で、notestockが7周年を迎えました。
これからも頑張ります。

notestockの公開検索対象で、notestockが含まれている投稿をときどき確認していますので、何かあれば投稿しておいてもらえると、反応したりしなかったりします。
よろしくお願いします。

6月 25, 2025

SSDを使い切った

2016年に買ったSSD5台のうち、1台を完全に使い切りました。

S.M.A.R.T.のPercent Lifetime Remainが一桁になった頃、本番データベースのストレージから外してバックアップサーバのストレージとして余生を送らせていました。この度、同数値が1になり、エラー扱いとなったので完全引退となりました。


チップを破壊して破棄。お疲れさまでした。


サービス運営費としての寄付から新しいストレージを利用させていただいています。ありがとうございます。

6月 24, 2025

notestockのwebhook機能ドキュメント

書く書くといいつつ、ずっと放ったらかしだったので、いい加減書かないとなということで書きます。

 

notestockには実験的な機能として、「webhook呼び出し」があります。

これは、投稿内容に合わせて、他のサービスに投稿内容をリレーすることが可能です。

ただし利用する際には「正規表現」辺りの技術知識が必要になることがあります。

設定項目として

  • regular expression
    正規表現で条件を指定する
  • webhook URL
  • method
  • Content-Type
  • enable/disable
  • send body
    • 正規表現のマッチ結果が変数として$1から順に当てはめられるので、置換が可能です。
    • 「$JSON」だけを書くとJSON形式で送信。
    • 「$JMESPath:」を先頭に置くとJMESPath(https://jmespath.org/)で処理された文字列を送信。

があります。

基本的な動作としては、 「regular expressionに条件となる正規表現を書き、webhook URLに対してsend bodyが送信される」という流れになります。

enable/disableにチェックを付けていないものは、無効状態となり動作しません。
一時的に処理を止めておきたいときなどにチェックを外しておくと便利です。 


(例1)

マストドンの開発→アプリで「write:accounts」にチェックを入れて設定。

  • regular expression
    (?:あんた|おまえ)の名前は(.+)だ。

  • webhook URL
    https://poo6k2fbp3.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/prod/mstdn_update_name

  • method
    POST

  • send body
    domain=ドメイン名&token=さっき作ったアプリのアクセストークン&new_nickname=$1

を入れて保存すると、診断メーカーの湯婆婆に名前付けてもらえるやつを投稿するだけでマストドンの名前が変わります。(これは自分で名前を投稿する必要があり、本来Twitterで流行っていた『update name』の他人から名前を変更される面白さが無いのですが)

(例2)

  • regular expression
    .*
     
  • send body
    $JSON

を入れると、全ての投稿が、送信先に投稿データがJSON形式のまま渡されます。

自分でプログラムなどができる人は、この形式が一番処理しやすいかもしれません。 

(例3)

  • send body
    $JMESPath:[notag, id] | join(' ', @)

を入れると、投稿データがJMESPathで処理され、この例では「投稿内容 URL」の文字列として渡されます。JSONで処理するまでもない簡単なデータでは、こちらが便利かもしれません。


 

テストボタンで条件が認識されるかどうか確認できます。
「呼び出し」にチェックを付けると、実際にwebhookの呼び出しまで行われます。 

JSONやJMESPathの処理をテストするときは、「テスト投稿。書き換えてテストしてください。」の部分に投稿データのURL(正式な投稿アドレス、Mastodonなら https://example.com/users/example/statuses/~ 、Misskeyなら https://example.com/note/~)を指定してください。

Webhook.site(https://webhook.site/)などを使うと、実際に送られてくるデータの確認がしやすいかもしれません。

webhookは実験的な機能ですので、何か不具合があってもすぐにサポートされない場合があります。
ご了承ください。


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