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7月 20, 2016

peachのシステムはcheap

ある日、こんなメールが届きました。
Peach】アカウント登録完了のお知らせ

誰かがメールアドレスを間違えたのだろうと思って無視していたのですが、立て続けにメールが届きます。

 【Peach】予約内容のお知らせ
お支払に関して 支払期限:****年**月**日 **時**分
【Peach】さぁ、旅の準備をはじめよう!

予約内容のお知らせには、登録者の名前・電話番号・同行者の名前や旅行の日程も載っています。

最近だと会員登録でメールアドレスを入力した後、一度その宛先にメールを送信して、そこに書かれたURLなり、パスワードでメールアドレスの認証をするというのが主流なようです。

会員登録時に、メールアドレスを間違えて入力する可能性がありますからね。
しかしPeachの会員登録は、そのような仕組みは無いようです。
少しでも格安にするため、他人に迷惑を掛けてでも、システムの開発費用も削る必要があります。

これだけなら、チケット料金の振り込みがなくて、この人がチケットを取れないだけ、私も一瞬の判断時間を取られるだけだったのですが、その後メールマガジンが届き始めます。
メールマガジンの末尾には、送信を停止するリンクが付いていました。これはメールアドレスだけで、会員登録に使ったパスワードは不要です。すごい。良くやった。
マイナスからのスタートなので、評価の上がる反動がすごいです。

しかし、その後アンケートへの回答を求めるメールなどが届き始めます。
再び評価はがた落ち。


メールに問い合わせ先が書いていないのですが、サイトへ訪れてもお問い合わせフォームがありません。
チャットのようなものがあったので開いてみたのですが、質問内容に含まれる単語から、良くある質問への誘導をするだけでした。当然間違いメールに対する対処法などは案内されておらず、用意されているのは通話料有料の問い合わせ電話番号だけでした。
ユーザーサポート業務もお金が掛かりますから、電話が有料というだけでもかなりの抑止力があるのだと思います。それにわたしが飛行機に乗ったわけでは無いので、わたしはユーザーですらありません。

ダメ元で、送られてきたメールに返信してみたのですが、速攻でdemonさんに突っ返されました。PeachのTwitterアカウントがあったので、そちらも見てみたのですが、送信専用と書かれているとおり、問い合わせてもなんの返信もありませんでした。

結局、そっとgmailの迷惑メール通報をして、gmailユーザーはPeachからの連絡を受け取りにくくなったのでした。

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