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7月 13, 2008

URL Relayバージョンアップ

わたしが作るプログラムって、大体やりたいことが最初から決まっているというか、対して高望みしない機能しか持っていないので、さくっと作れてしまうような物しか作っていません。
昔は壮大な計画を持ったプログラムとか作っていましたけど。

今、手を入れているURL Relayは、もともと自分が使うために開発したFirefox拡張機能だったので、これも大した機能はありません。
「クリックしたリンクのURLに含まれている文字列によって、アプリケーションを起動する。」
なんと簡単な。

そこでMDC(mozilla developer center)で、拡張機能からの外部アプリ起動方法のドキュメントを調べて作ってみたのでした。

しかし世の中はそう単純には行かないもので、googleやYahoo!の検索結果のURLはクリック率を調査するために単純なリンクではなくなっているし、検索エンジンのキャッシュなども特殊なリンクなんですよね。
とくに検索エンジンのキャッシュはそのままのファイルではないので、アプリケーションに渡しても処理できないのが一般的です。

そこで、無視条件やフィルタを設定してURLの置換などをするわけですが、世の中には数え切れないぐらいのサイト・サービスがあるわけで…。
最初の数個は拡張機能側でも吸収できるかと思いましたが、数が増えてくると管理しきれない&速度が遅くなるということで、無視条件とフィルタ条件もユーザが設定できるように変更しました。
内部的にも、データの記録はsqliteを使うようにしてみたり、かなりの変更でした。

というわけで、いつもは不具合修正などでちまちまとバージョン番号を上げていくだけだったのですが、久々に大きくバージョン番号を上げてみました。

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