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2000年7月4日火曜日

大阪から三ノ宮まで、JRの新快速に乗りました。
三宮駅のコンコースへおりる階段に近いところでおりるため一番先頭車両に乗っていたのですが、大阪駅を出てすぐに運転席横にある液晶タッチディスプレイになにやら表示が…。
「故障発生」
赤地の目立つ表示と、列車連結図では故障個所が先頭車両で有ることを示す表示が。
おいおい、急いでるからJRに乗ったのに、こりゃ失敗だったな、と思っていたのですが、運転士は気づく様子を見せない。
教官!?の立つ位置からは、角度的にその表示は見えないのです。
運転士は、まだ見習いらしく、同乗の指導教官!?といっしょに信号や時刻表を指さし確認して電車を走らせています。
なんの故障か分からないまま、とりあえず急停車するかもしれないと少し足を広げて立ち、見ていましたが全然気がつかない様子。
乗務員室と客室を隔てるガラスをコンコンと叩いて知らせようかと思ったところで、次の駅へ着き停車。
あ~あ、ここで運転取りやめか。などと思っていたら、やっと運転士が表示に気づき「故障発生」の液晶部分にタッチ。
すると詳細な故障内容が表示されました。
「ATS-Pの電源未投入 運転を取りやめてください」
おいおい、この電車、ATS無しで走ってたんかい。そりゃ、見晴らしがいいから滅多なことは起こらないだろうけど。
しかし、機器の確認をしてすぐに出発。それほど電車に詳しくないわたしには、どの機械がATSなのか分からないのですが、結局その電車は「故障発生」の表示出したまま三ノ宮まで来てしまいました。
とりあえず、目的地には着いたけど、なにかあっても知らないよ。
でも今日のニュースで電車の事故は取り上げられていなかったので、無事だったようです。
こういうとき、かえって故障発生なんて表示を見るものじゃないですね。寿命が縮んだ感じでした。

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