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7月 25, 2015

Hack勉強会に参加してきました

勉強会の参加記録が滞っていたので本日二つ目の記事。
あおおにくん(@aooni_kun)さんとくれすとさんと、合わせて三人という、こぢんまりした感じで。
最初は大阪ドームそばのイオンのフードコートで開催予定だったのですが、ドームでライブがある日だったらしく、会場の開場?まで席が空きそうにない事態に。急遽上本町へ移動して、カフェでの開催となりました。
そういえば、阪神なんば線の新しい区間に乗ったの初めてでした。

あおおにくんさんも、くれすとさんも、ある程度Hackを嗜んでおられるようで、わたしは名前は聞いたことあるけど・・・程度の予習なしで行ったため、マンツーマンならぬツーメンズツーマンみたいな(聞いたことない)感じで、いろいろとHackの魅力を教えてもらいました。
最近わたしが書くコードは、ほとんどPHPとJavaScriptばかりで、あとは趣味でC++を少し(better cに少し毛が生えた程度)と、以前に仕事で.Net 2.0の頃までのVBとC#を書いていたという知識だったのですが、「PHPとC++とC#を足した」感じの言語だなと思いました。

PHPとJavaScriptを書いていて思うのは、やっぱり型は大事だなと。
PHP7でもその辺りは強化されますが、Hackはインタープリタではなくコンパイルして実行されるので、そのあたりの動きが厳密になっており、言語仕様の曖昧さによるハマリを極力無くそうとしている姿勢が感じられました。
PHPの「とりあえず書きゃ動くだろ」というのも入門としては便利だと思うのですが、HTMLの中にちょっと書いていた時代とは変わってしまったので・・・、PHPは広く使われすぎたんだ・・・。

いろいろ聞いたHackの魅力の中で、個人的好感度トップは、「システム内でファイルが混在可能」「コンストラクタの定義が楽」というあたりでしょうか。
Hackはファイル毎にPHPとHackが混ぜられるので、PHPのモジュールからHackを呼んだりその逆ができたりします。たまに言語自体を乗り換えてシステム全体をリライトした事例を聞いたりしますが、いやぁ大変だろうなぁと思います。混在可能な利点は、このようなときにモジュール単位で書き換えていけるということです。

Hackのチュートリアルがあるので、これはぜひ試してもらいたいです。
新しい言語と聞くと身構えてしまいますが、これのおかげで「Hack怖くないよ」と感じられるかと思います。
解いている途中で、なんかC++を書いている気分になって、PHPのlist関数が出てきたのにPHPだと頭が理解できませんでした。それぐらいに新鮮な感じで書けると思います。
(連想配列大好きっ子で、listをあまり使わないせいもある)

以前、HackのベースとなるHHVMが、まだHipHopPHPと呼ばれていた頃、PHPの速度に悩まされて自分でビルドしようとしたことがあるのですが、どうにもビルドできなくていろいろなモジュールを入れ替える羽目になり、入れ替えすぎてCentOSが動かなくなるという罠に陥りました。
名前も変わってかなり高速に進化しているようなので、ちょっと環境を作って乗り換えできるか試してみようかなと思います。
HHVMだと、使えるモジュールがまだ限られているというようなことを以前聞いたので、自前でビルドしたモジュールなんかが使えるのかどうかチャレンジしてみたい。

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