9月 09, 2002

9.11の週ということで、各番組で特集が組まれていますが、その多くがテロの悲惨さを伝えるものばかりです。
もちろん、関係のない人たちが傷つけられるテロは許されるべきではありません。
しかし、なぜテロが起こることになったのか。
アメリカがアフガニスタンをはじめ、冷戦時代に代理戦争でどういうことをしてきたのか。
それを語る番組は少ないです。
物事を見つめるときに、一カ所に注目していては、判断を誤ることもあります。
自分が見られない角度からの情報を得るためにメディアは重要ですが、一歩引いた位置で、メディアも視点のうちの一つでしかないという意識も重要です。
もちろん、自分の目で見たものも判断材料の一つとして、それだけで突っ走ることのないように、早合点をしないように、慎重な行動をしたいと、この一年かかってやっと気がついた自分がいたりもします。
この一年、今までの自分にとって一番重要な経験をしてきたのではないかと思います。

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