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2015年3月30日月曜日

電話番

そろそろ新しい季節ですね。
新入生・新社会人の方、頑張ってください。
わたしも、そんな頃があったなぁと想い出に浸っていたら、ふと思い出したことがあったので、ブログにカビが生えないように書き留めてみます。



新社会人として、大手製鉄会社の孫会社にあたるソフトウェア開発会社に入った私。
3週間の新入社員研修を済ませ、配属になったのは大阪の事業所でした。
事業所と言っても、細い雑居ビルのワンフロア。親会社と協力会社が入り交じった机が並び、縦長の島二つに40人ほどがぎゅうぎゅう詰めになっているような部屋でした。

新人ですし、いきなりバリバリ仕事ができるわけでもなく、まずはOJTとして指導を受けつつ、「電話が掛かってきたら出て」と言われました。
事業所には事務や総務の人はおらず、みんな何かしら開発に近い作業をしていました。開発者の人なら分かると思いますが、作業中の割り込みは効率が悪くなる要素です。新人への業務としてはもってこいの仕事かと思います。

プルルルル
「はい、○○(親会社名)です。」
『株式会社$#%※=(←よく聞き取れない)の山本(仮名)と申します。佐藤(仮名)さんはおられますでしょうか。』
「申し訳ありません、もう一度お名前をお願いできますでしょうか。」
『$#%※=(←やっぱり聞き取れない)の山本です。」
新人研修で電話の取り方は習いました。いわゆる正常系は習いましたが、異常系を習っていません。
ここで頭がフル回転します。

(いきなり名指しで掛けてきたということは、普段から取引のある会社だという事は分かる。)
(ここで、失礼ですがもう一度お願いしますというのは、本当に失礼すぎる。)
(相手も急いでいるだろう。電話代だって向こう持ちだ。)
(普段から掛けてきているところなら、佐藤さんだって分かるはずだ。)

ここで、佐藤さんの机まで行って声を掛けます。
「佐藤さん、会社名が聞き取れなかったのですが、山本さんからお電話です」
『どこの山本さん?』
(ああー、やっぱりちゃんと聞き直すのが正解だったのかー)



というやり取りです。

今にして思えば、「分からないまま次に進むな、ちゃんと理解するまで繰り返せ」という事なんでしょうけど、自社内で完結しているならまだしも、相手先があることだと難しいですね。
しかし、別の立場から見ると、あんたとこの社員の経験を積ませるために、うちが電話代を払うの?って思われちゃったりしないか。何度も聞き返されて、ちょっとイラッと来るとか。(分かりやすい社名にするか、二回目以降はゆっくりしゃべれば良いだけだが)

いきなり聞いたことのない単語を言われると、頭が言葉として認識できない事がありませんか?最近聞いた中だと「ラッスンゴレライ」みたいな。
そこの業務に携わって経験を積んでいれば、騒音で相手会社名の一部分しか聞こえなくても推測で分かるかもしれません。

あるとき気がついたのは、「よく電話が掛かってくる会社名一覧」が有れば済んだ話ではないかと思いました。
なので、新入社員が入ってきて電話番を引き渡す人は「よく電話が掛かってくる会社名一覧」を作っておいてあげると嬉しいかなーと思いました。


開発メインの会社だと、電話は事務や総務の人が取ってくれると、一番簡単な解決だとは思います。
その後、その事業所は別のビルに移転しフロアが広くなり、事務の人が本社から配属されてきたので、電話を取ることはほとんどありませんでした。

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